日記

声は嘘をつけない

「声」はとても多くの情報を含んでいます。

メールや手紙で気持ちを伝えようとする時、
心を込めて丁寧に書かなければなかなか伝わりませんが、
直接声で伝えると短い言葉でじゅうぶんだったりします。

声には「情報を伝える」役割はもちろんのこと、
それに加えて「気持ちをそのまま伝える」力があるからです。

気持ちが伝わるのは、声の「音」によるものです。

「大丈夫。」

と言っても、くぐもった元気のない音による声でしたら、
本当は元気がないということがすぐに分かりますし、

「ありがとう。」

と言っても、語尾に力が入ったぶっきらぼうな音でしたら、
感謝どころか迷惑がられていると分かってしまいます。

この声の「音」の部分を自分の意思でコントロールすることで
対人関係のアップを目指すセミナーなどが数多くありますが、
セミナーを受けてテクニックによってそのような音を出している
ということも耳の感性の鋭い人にはすぐにバレてしまい
むしろ逆効果です。

「目は嘘をつけない。」

という言葉がありますが、同じように、

「声は嘘をつけない。」

と言うこともできますね。

まず一番大切なのは心の持ちようです。
そしてその心を偽らずに、素直に、声で伝えることですね。

嘘や、心にもない虚飾を言うくらいなら、
無言でいるほうがましです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。