大切な人からもらったものだとかお気に入りの雑貨などは、
できるだけ壊れないように傷付かないように汚れないようにと
気を遣うものですが、やはり物は物です。
「かたちあるものいつかはこわれる」
と言われるように、傷も付きますし汚れもします。
ふとした不注意(人間にはこういうことがよくあります)から
床に落として傷が付いてしまい、
ひどくがっかりすること、ありますね。
しかし、本当に大切なものであればあるほど、
その傷さえも大切なものとなります。
その傷は、持ち主がそれを使った「しるし」でもあるわけです。
ですので、大切なものを大切だからといって
引き出しの奥にしまい込んでしまうのではなく、
積極的に使って、生活の一部にしたほうが良いと思っています。
引き出しの奥に隔離しておいたって、
どうせ人は死んでしまうのです。
あなたの大切なものに、
あなたが使ったという「しるし」をたくさん残しましょう。
日記