日記

大切なものに付いた傷

大切な人からもらったものだとかお気に入りの雑貨などは、
できるだけ壊れないように傷付かないように汚れないようにと
気を遣うものですが、やはり物は物です。
「かたちあるものいつかはこわれる」
と言われるように、傷も付きますし汚れもします。
ふとした不注意(人間にはこういうことがよくあります)から
床に落として傷が付いてしまい、
ひどくがっかりすること、ありますね。
しかし、本当に大切なものであればあるほど、
その傷さえも大切なものとなります。
その傷は、持ち主がそれを使った「しるし」でもあるわけです。
ですので、大切なものを大切だからといって
引き出しの奥にしまい込んでしまうのではなく、
積極的に使って、生活の一部にしたほうが良いと思っています。
引き出しの奥に隔離しておいたって、
どうせ人は死んでしまうのです。
あなたの大切なものに、
あなたが使ったという「しるし」をたくさん残しましょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。