日記

大好きな作品は何回でも鑑賞しよう

映画や音楽、絵や本などは「素敵な気分」を味わうためにあり、
それは大好物のお料理やお菓子を味わうのと同じです。

「一度観た映画はもう観なくて良い」

というのは、周囲の人と共通の話題ができるようにあらすじを
知っておくため、という軽い理由からであって、本当にその人の
心の中に豊かで美しい気分を生み出してくれるかと言えば、
そうではありません。

毎日違ったメニューを食べたがるのと同じことです。

誰でも大好きなお料理やお菓子があると思いますが、
それは、機会があれば何度でも食したくなると思います。

たとえば僕はチョコレートとマカロンは、いつでも、どこでも
口にしたくなるくらい大好物です。

一度食べてその味を知っているからと言って、
もう二度と食べなくても良い、ということにはなりません。

それと同じことが映画や音楽、絵や本にも言えるのです。

それなのに、映画や音楽、絵や本の場合、

「一度観たから、一度聴いたことがあるから」

という理由で、自分自身の鑑賞リストから除外されることが
多いのはとても不思議なことです。

良い作品は何度鑑賞しても、素敵な気分をもたらしてくれます。

また、過去に鑑賞した作品から新しいものを得られるのは、
自分自身が変わり続けているからです。

自分が置かれている環境、現在の心理状態、周囲との関係、
そういうものは常に変化し続けており、素晴らしい作品は、
その時その時にいつも新しい美しさを与えてくれるのです。

「知る」ためにたくさんの作品を片っ端から鑑賞し、
良い作品が見つかったら、それを大好物として、ようやく
本当に「味わう」ことにすると良いでしょう。

今日の音楽

雪の幻想/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。