日記

失恋こそが人生を輝かせる

僕の身のまわりにはどうしてだか異性に振られたことがない、
失恋したことがない、別れる時はいつも自分から切り出した
ことしかない、というツワモノな方々が多いのですが、
お恥ずかしながら数多くの失恋経験を持つ僕に言わせますと、
それは「もったいないなあ。」ということになります。
(半分くらい負け惜しみのようなものですが・・・)

恋は、うまくいった経験よりもうまくいかなかった経験のほうが
はるかに人生を豊かにしてくれると思います。
恋が成就して楽しく満たされるのも良いですが、
それはそれでおしまいです。
ぬるいお風呂に長時間浸かっているようなぼんやりとした幸福感
に頭がぼやけてしまい、幸せを感じられなくなってきます。
しかし、うまくいかなかった経験は、その人の人間性を深め、
生きている実感や人生の豊かさを与えてくれるでしょう。

古今東西の文学や音楽、映画のモチーフのほとんどが、
失恋や実らぬ恋をテーマにしていることからも分かりますね。
順風満帆な恋の話ほどつまらないものはありません。
うまくいかなかった恋こそが人生を輝かせるのです。

そのように、恋はうまくいかなかった時でさえ人を成長させ、
キラキラさせてくれるものですので、失恋を恐れて(もしくは
面倒くさがって)、恋をしようとしないのは、
人生にとって大きな損失であるということになります。

恋は、うまくいくいかないに関わらず、
とにかくしていたほうがいいものです。

多くの人が「自分磨き」と理由付けて
様々なセミナーに出かけたりレッスンを受けたりしますが、
恋をひとつしたほうが得られるものは大きいでしょう。

めんどうくさがらずに貪欲に恋をして、
自分磨きのためにどんどん失恋をしようではありませんか。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。