日記

失敗は宝物

「周囲に自分のことを分かってくれる人がいない」

「環境が悪すぎる」

などという言葉をよく耳にしますが、このような場合、
自分を変えると案外上手くいくものです。

周囲というのは自分の意思で変えることはできませんが、
自分ならば自分の意思で変えることができます。

しかし、自分を変えるには勇気と根気が要ります。

習慣になってしまっていることはなかなか断ち切れないですし、
過去の出来事が大きな足枷となって、自由に羽ばたくことを
許さないようなこともあります。

悪いことと知っていてもついついやってしまいますし、
良いことと知っていてもなかなかできません。

つまり、「知っていてもできない」のです。

これは世の中のこと全部がそうだと思います。

たとえば、車の乗り方について書かれた本を読むと、
車の運転のしかたを「知る」ことはできます。
しかし、すぐに車を運転することはできませんよね。
教習所に通って、試験を受けて、やっとどうにか運転できる
ようになります。

世の中のありとあらゆることが、これと同じ流れをたどります。
しかし、多くの人はそのことに気が付きません。

「知る」とそれだけで安心してしまい、
自分でもうできるかのように錯覚してしまいます。
そして実際にやってみて、当然のことながら失敗します。

その時に、一番最初に書いた、

「周囲に自分のことを分かってくれる人がいない」

「環境が悪すぎる」

という言葉が飛び出すことになります。

自分を変えたい、新しい自分になりたい、何かをやりたい、
新しいことを始めたい、なとど思ったら、
「知る」の先にある「やる」まで進まなければいけません。

そして、やってみて失敗してもあきらめず、
何度も何度もやってみることです。

その時に、一回の失敗からできるだけ多くのものを学べるよう
貪欲になって、失敗を調べてみることです。
自らの失敗と向き合うのですから苦痛を伴いますが、
だからといって失敗を見て見ないふりをしてやり過ごすのでは、
せっかくした失敗を無駄にしてしまうことになります。

失敗から吸い取った有益なものを、次の行動で活かし、
その繰り返しをしていくことで、次第に自分自身が変化して
くることにお気付きいただけるでしょう

失敗は宝物なのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。