日記

奉仕の心ではなく恐怖感

それを受け取ってくれた人が、ああきれいだなあとか、
楽しいなあ、気持ちいいなあ、嬉しいなと思ってくれるような
そんなものをこしらえたいと思いながら生きています。

自分が楽しいこと、美味しいことなど「堪能する」ことには
あまり興味が無く、そのせいか没頭できる趣味もありません。
休日など、仕事のない自由な時間を与えられても、
何をしてよいのかさっぱり分からないという有様です。

特にあれが食べたいとかあそこへ行きたいとか
そういう気持ちもまったくなく、何を食べても美味しいですし、
何を食べなくても平気です。

ご縁があった人、同じ空間にいる人を
とにかく良い気分にさせることだけが気になり、
不満足の表情が一瞬でもその人の顔に陰ったならば、
もう自分の存在意義をすべて否定されてしまったかのように
ひどく落胆します。

美しさや喜びを提供したいという「奉仕の心」というよりは、
「恐怖」に近い感情のような気がします。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。