日記

好きな映画が三本同じ相手と結婚しよう

「デートで映画はイヤ」という女子が多いらしく、
なぜかと問えば、せっかくの一緒の時間なのに、
二時間もの長い間何も話さず、暗闇の中で過ごすだけだから、
ということが理由のようです。

しかし、映画ほどデートにぴったりのものはないと
僕は考えています。

一本の映画はひとつの壮大なテーマで構成されており、
そのテーマは、ものの考え方や生き方に通じるものですので、
好きな映画について話すだけで、
相手との相性が残酷なほど明確に分かってしまいます。
極端な言い方を許していただけるのなら、

「好きな映画が三本同じ相手との結婚はうまくいく。」

と言っても過言ではないでしょう。

逆に、映画の好みがちっとも合わないようであれば、
残念ながら二人の未来は雲行きがあやしくなります。

また、映画は「笑いや涙」を「共有」することができ、
それはとても贅沢な忘れられない体験となります。

きれいなもの、感動的なものを一緒に感じることのできる時間は
つまらないことを延々と話すだけの長時間のおしゃべりよりも
何千倍も素敵な思い出として、記憶に残ることでしょう。

また、あの、映画館のわくわくするような暗闇と、
スクリーンからこぼれてくるぼんやりとした美しい光。

まるで魔法にかけられたかのように幻想的な空間の中で、
隣にいる相手の呼吸を感じ、勇気があればこっそり手を握る。
なんとエロティックな二時間でしょうか。

映画ほどデートに最適なものはないと思います。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。