日記

好きな道具を手にとって

人間が本当に満たされるのは、
自分以外の誰かのために何かお手伝いができたり、
社会をより良くするために自分の力を使うことができた時である
ということを以前書かせていただきました。

躓いて転びそうになった人に思わず手を差し伸べたり、
重そうな荷物を持っている人に声をかけたくなるのは、
人間の自然な気持ちですね。

目の前に泣いている人がいます。

その人のことを何とか笑顔にしてあげたいと思います。

その人を笑顔にするために自分が使える手段は何かを考えます。

そしてその手段を使って一生懸命相手を笑わせようとします。

これが「仕事」というものの本質だと僕は思っています。

そして、その手段として何を選ぶかということになりますが
僕はそれは何でも構わないと思います。

目の前にたくさんの道具が並んでいます。
釘を打つための金槌、木を切るためののこぎり、絵筆、五線紙、
料理包丁、鉛筆と原稿用紙、楽器と楽譜、笑いのネタ帳など
仕事のためのいろいろな道具がありますね。

その中から自分の好きな道具を手に取ってみましょう。
得意だから、好きだから、ただ何となく、など
どのような理由でも構いませんので手に取ってみましょう。

本当はたったひとつの道具だけを持つのが良いと思いますが、
片手にひとつずつ、合計2個でしたら持って良いと思います。
それ以上は気持ちが散漫になってしまいますので
最大2個までとしましょう。
片手にお裁縫道具、片手に絵筆というのでもいいですね。

そしたらその道具を使って、目の前の泣いている人を笑わせる
ことができるように精一杯がんばりましょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。