日記

年を取ると時間は短くなる

関東の寒さは、冷たい風が全身の骨に切り込んでくる感じがして
僕の故郷青森の寒さとはまた違った印象があります。

こちらの人にとっては不思議に聞こえるかもしれませんが、
雪がたくさん降ると寒くはなく逆にあったかく感じられるのです。

青森の人たちは寒さに対する備えが完璧ですので、
冬の家の中は真夏のように暑いです。
今頃もあったかくして過ごしているに違いありません。

僕はむかしは寒いのが平気で、むしろ寒いほうが
頭がすっきりして心地良いくらいでしたが、
最近とても寒がりになりました。
関東の身を切る寒さにやられてしまったからかもしれません。

思えば、生まれてから今までの時間を青森と関東とで分けると、
とうとうこちらでの時間のほうが長くなってしまいましたので、
もう関東の人と言っても良いくらいになりました。

18歳の頃、東京に出てきた時のことが、
まるで昨日のことのようですが。

時が過ぎるのは早いものですね。
特に年を取れば取るほど、時間は短くなります。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。