日記

幸せな嘘

今日で本年度も終わり、いよいよ明日から新年度の始まりです。
新しい学校、新しい職場、新しい環境での新しい始まりに、
わくわくしている方も多いのではないでしょうか。

そして明日、4月1日はエイプリルフールですね。
一年に一度だけ、嘘をついても良い日とされています。

いくら嘘をついても良いと言っても、
人を傷付けたり悲しませたりするような嘘ではいけません。

笑いと共に、

「なーんだぁ。」

というエンディングにならなければいけません。
そんな嘘は、幸せな気持ちをもたらしてくれるものです。

それでは、そんな「幸せな嘘」とはどんなものでしょう。
それは、「たとえ嘘であっても相手ががっかりしない」
という基本を押さえたものです。

たとえば、

「宝くじで100万円当たったから半分あげるよ。」

と言うのは、嘘だと分かった時にがっかりさせるので駄目です。
「1億円」なら最初から「嘘かもしれない」と身構えますが、
「100万円」という「ありそうな金額」が無防備に期待させ、
嘘だと告げて相手を大きく失望させることになります。

また、

「もう別れましょう。」・・・「うそだよーん。」

というのも駄目です。
恋や身体、健康など、その人自身に関わるようなことは、
たとえ嘘であっても、そして嘘と分かった後でも、
その人の心の中に不快なものを残すものです。
その不快なものは時間が経つにつれて鈍痛を発してきます。

別れる別れないを駆け引きの道具として使ったカップルは、
実際に別れてしまう確率が高いと僕は思っています。

「嘘をつく」というのはなかなか難しいものです。
相手のことを考えながら、優しい気持ちを持って、そして、
ほんの少しの「毒」を加えた内容を考えなくてはなりません。

たとえば、

「今ね、屋根の上に孔雀がいるよ。」

というのはなかなか良い嘘だと言えるでしょう。

皆さんも明日はどうぞ幸せな嘘をおつきください。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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