日記

幸せな快感

「贈り物は誰のためにするんだろう。」
と真剣に考えたことがあります。
プレゼントをあげた時の相手の喜ぶ顔を見た瞬間、
自分の心には確かに「快感」が生まれるのであって、
それは相手のためではなく自分自身のためですね。
その「快感」を得たいがために、
贈り物をすることになるんじゃないか・・・
結局は自分のことしか考えていないんじゃないか・・・
と堂々巡りの苦悩をしたものです。
しかし最近では「それで良し。」と思い切っていますが。
その快感を得ることが目的であってもいいと思っています。
なぜなら、その快感は、相手に「してあげる」ことで
初めて得られる快感だからです。
人間というものが愚かだけれど愛しいのは、結局、
「してもらう」快感よりも「してあげる」快感のほうを
大切にできるからなのではないでしょうか。
「快感」は多くの場合、自分勝手でエゴにまみれたものですが、
この「してあげる」快感だけは、唯一
「幸せな快感」と呼んでもいいと思っています。
◆◆◆
二人が幸福になるために。
相手に何かを望むような気持ちは捨てなければならない。
二人が一緒にいるのは、
相手に何かを求めるからなのではなくて、
相手に何かを与えるため。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。