などという激しいタイトルで書き始め、少し後悔しましたが、
それほど大きく間違ってはいないと思います。
自らの幸せが他人を深く傷付けてしまうことがあるということを
知っておく必要があるでしょう。
幸せな人がいればそれと同じ数の不幸せな人がいます。
不幸せな人の目の前で自分の幸せを「見せびらかす」ことは、
酷い暴力となり得るのです。
人間は幸せな状態にある時、
つい自らの幸せを大声で世界中にアピールしたくなるものですが
それは、公衆の面前で堂々と脱糞(失礼)するのと同じで、
はたから見たらとても不愉快なものです。
幸せは「伝える」ものではなくて、「伝わる」ものです。
自ら叫んで伝えようとしなければ分かってもらえない幸せなんて
哀しいかな最初から本人の勘違いだと思ってよいでしょう。
幸せは控えめに、人目のないところで、
一人(もしくは二人くらい)でこっそり味わうべきものですね。
※それ以上人数が増えると、今度は「幸せ度の比べ合い」に
なってしまい、あまり良くありません。
そして、自らの幸せを大げさな身振り手振りを交えながら
大声で話す人は、「本当の不幸せ者」です。