日記

後回しにすると永遠にできない

小学校の用務員のおじさんが卒業文集に寄せてくれた

「今日の仕事を明日に延ばすな」

という言葉が、他のどの先生の言葉よりも
心に強く残っています。

あれから数十年経ち、

「明日できることは今日やらない」

という言葉を胸に、仕事の優先順位を守ることにのみ焦点を
当てるようになってしまった怠惰な自分です。

仕事に優先順位を付けて取り組むのは当然のことですが、
後回しにした仕事は、完遂される確率が低くなるリスクが
あることも事実です。

本当であれば、後回しにした仕事は時間の経過と共に、
優先順位が上がってこなければいけないのですが、
その間に新たな仕事が入り、そこでまた優先順位をはかることに
なり、再び後ろに回される、ということが起きます。

特に、明確な締め切りがなく、いつかやらなければいけない、
だけどとりあえず今は後回し、となっていることは、
永遠になされることがないと言っても過言ではないでしょう。

そこで、一度「やる、やりたい」と決めたことは、
優先順位を付ける時に、「時間的優位」も反映させると良い
でしょう。

たとえば、「A」という仕事を「やる」と決めたとします。

その時に自分の手の中には、他の仕事「B」「C」があり、
それらを並べて優先順位を付けます。
その時に注目するのは、仕事の内容、納期などですが、
同時に、「A」「B」「C」すべてに、
その日の日付を付けておきます。

そうして、仕事に励みます。

さて、「A」「B」と終えて、いよいよ「C」まで来たところで、
新たな仕事「D」が入ってきて、再び優先順位を比べた結果、
内容的には「D」のほうが上だったとします。

しかし、ここで「C」に付けられた日付に優位性を持たせ、
「D」よりも「C」を優先させるのです。
たとえ「C」が締め切りの無い仕事だったとしても。

人間は時間の上で生きているのですから、「内容」と同じくらい
「時間」も大切に考えなければいけませんね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。