「病は気から」と言いますが、
何事も心がけ次第で受け止め方は違ってきます。
心のあり方、心の持ち方というようなものが
行動や人生に大きく作用するのですね。
時には自分の眼前に立ちはだかった大きな問題が、
心の持ち方を変えることで些細なことだと気付いたりします。
またその逆もあり、何でもないと考えていたことが
実はとても重要だったということを知ることもありますね。
「心の目で見なさい。解決方法は目の前にある。」
とマクドナルドを日本に広めた藤田田さん(ふじたでんさんと
読みます。不思議なお名前ですね。)がおっしゃいましたが、
まさにその通りで、心の目で見ることをしなければ
もっとも重要なことを見落としてしまうでしょう。
また、作家サンテグジュペリも作品『星の王子様』の中で、
「大切なものは目に見えない。」
と書いています。
肉体の目に映ることはまやかしが多く、
それを信じていたのでは正しい行動をとることができません。
肉体の目には決して見えない、もっとも大切なものを
心の目で見なければいけないのですが、
心の目でものを見るためには、ある程度の訓練、人生経験の蓄積
想像力、丁寧さ、人に対する優しさなどが必要となります。