日記

心を裸にできる場所

家の扉を開けて一歩外へ出た瞬間に
重い鎧を身に着けなければいけません。
その鎧は目には見えない「心を守る鎧」です。
社会は悪意と憎悪に満ちているため、
「心の奥のやわらかい部分」が傷付けられてしまうからです。
会社での人間関係などだけではなく、友人との間にでさえ、
残酷なナイフが煌めく時があります。
そういうナイフから自らの心を守るために、
人は鎧を着て完全武装して出かけるのです。
しかし、その鎧の重さそのものが心に大きな負担をかけます。
鎧を着たままだといつか疲れ果ててしまうでしょう。
鎧を脱ぎ捨てて、心を裸にできる場所が必要になります。
本来は「自宅」がそのような場所であるはずなのですが、
最近では家族間であっても鎧を身に着けている人が多く、
家の中にいるのに疲れてしまっている人が少なくありません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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