日記

恐怖で生きている実感を得る

小さい頃から、おばけや怖い話が大好きで、
そのような本や映画をむさぼるように観てきました。

幽霊の存在は「ない」とは思いませんが、あるとしたら、
自らの心が作り出すイリュージョンだと考えています。

ご先祖様や亡くなった人への無意識の恋慕が、
五感というメディアを使って表現されるのだと思います。

別の言い方をすると、

「見たいから見えた」

ということにもなるでしょう。

また、「怖い」というのは、人間にとって快楽のひとつでも
あります。
生きている実感を得ることができるからです。

おばけ屋敷やジェットコースターに人が群がるのもその一例です
し、ギャンブルなどは潜在意識の中で、

「破滅する恐怖を欲している」

ところが少なからずあるものです。

どれだけ儲けたとしても、すべてを失うまでやろうとします。
儲けるためではなく、破滅するためにやるようなものです。

やはり人間は誰でも「生きている実感」が欲しいのですね。
喜びや感激、感動などによってもそれは得られますが、
「恐怖」によっても強烈に実感することができます。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。