日記

想いが届く季節

先週あたりから急に肌寒くなって、
秋を通り越して一気に冬に突き進みそうな勢いですね。
皆様あったかくしてお過ごしでしょうか。

淹れたコーヒーから湯気がはっきりと立ち上り、散歩の途中で
雪虫を見かけるようになると、故郷青森のことを思い出します。
青森のみんなはもう冬支度が終わった頃に違いありません。
北国の冬は早く訪れるのです。

寒くなると大切な人たちの顔が次々と浮かんでくるのは、
冬眠前の獣の記憶が身体のどこかに残っていて、
長いお別れ前の切ない寂しさを運んでくるからでしょうか。

想いというのは不思議なもので、こちらが想うのとは逆に、

「想いが届いた」

と感じることがあります。
それは滅多にないことなのですが、まるでテレパシーのように
こちらが想い、そして、想い返されるような感覚です。

特にこの季節の冷たい空気を通すと
そのような想いが伝達しやすくなるように感じます。

今日の音楽

冬の窓/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。