仕事には大きく分けて二つあり、一つは頭をさほど使わなくても
慣れ染み付いた技術と習慣によって身体が自然に動いて
施行できるもので、これは、
「手を使う仕事」
と言えるでしょう。
それに対してもう一つは、
「頭を使う仕事」
であり、手はさほど動かさないため、目で見える成果が確認でき
ず、仕事をしているのかしていないのかはた目にはよく分からな
いというようなものです。
どんな仕事であっても、そのどちらも、両方とも必要であり、
どちらか一方を疎かにすることはできません。
僕自身の体験では、手を使う仕事によって肉体的な疲労を感じた
時に頭を使う仕事にシフトし、頭を使う仕事で煮詰まった時に
手を使う仕事をすると突然良いアイディアが浮かんだりするなど
双方を行ったり来たりしながらすると良いと感じています。
お城への招待/作曲:山谷 知明