日記

手書きで書いて考えをまとめよう

仕事上のアイディアや、ふと思いついた音楽の曲想など、
頭の中で妄想する時間はとても楽しいものですが、
それを実際に紙の上に書くことによって、輪郭が明確になり、
問題点なども浮かび上がってきて、実現に近づきます。

極端に面倒くさがりな僕ですので、以前は、

「頭の中の紙に書くから同じことだ。」

と思っていましたが、実際にやってみると不思議なことに、
紙の上にしっかり書くと、頭でただ妄想しているだけでは
得られなかった多くのものを得られるようになりました。

紙に書いた文字を目から「再取り込み」して、
そこで客観的に考えることができるからなのかもしれませんね。

机の上にはいつも紙と鉛筆が置いてあり、
すぐに書けるようにしているのですが、
外出中などは、iPhoneのEvernoteなどに頼ってしまいます。

Evernoteというのは、メモを書いて保存できる
アプリケーションのことです。

これも同じように、自分の脳から一度出力したものを、
デジタルのテキストにして、再び目から「再取り込み」をする、
というように現象的には同じなのでしょうが、
紙に手書きで書くよりも効果は落ちる気がします。

紙に鉛筆で書く時には、思い入れが強い部分の筆圧などが
自然に強くなって、そういう細かなニュアンスが、
大きな影響力を持っているのでしょうね。

楽譜も、Finaleなどのソフトウェアで書いた譜面よりも、
作曲家が手書きした譜面のほうが演奏家に伝わりやすく、
良い演奏を引き出しやすいものですが、あれと同じですね。

紙と鉛筆は最強です。
常に側に置いて、考えをまとめるのに役立てたいものです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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