日記

技術研鑽の時間と労力をお金で買う

お金の使い方は人それぞれですが、僕は特にこれといった趣味も
なく、旅行やレジャーなどもあまり好きではないため、
どうしても

「自分に何らかの価値が残るお金の使い方」

ばかりをしてしまいます。

たとえば、自分の仕事や生活、生き方を、良い方向に加速させて
くれると思ったものにお金を使いたいと思っています。

お金というのはすごいもので、たとえば僕が自分で髪を切ったら
外に出られないような髪型になってしまうと思います。
かっこいい髪型にカットできる技術を得たいと思ったら、
美容学校で学び、何年もかけてサロンで実地訓練を積み、
ようやくまともに髪を切れるようになるでしょう。
その時間と労力を想像すると眩暈がしてきますが、
お金を持って美容院に行くだけで、
それと同じだけの価値を簡単に得ることができます。

つまり、他の人が苦労して積み上げてきた時間と労力を、
お金を払って自分のものとすることができるのです。

自分自身で数年かけて技術を得て自分で髪を切るのと、
美容院に行って髪を切ってもらうのとでは、結果の上では
まったく同じことになります。

つまり、美容師さんのこれまでの技術研鑽の時間や労力を
お金で買うことができるわけです。

これはすべての仕事に共通することですので、

「優れた技術を持っている人=その人の技術研鑽の時間や労力」

を自分のものとしたいと思うのは自然なことですね。

また、人が働く意味もここにあると言えるでしょう。

ある分野において、誰かの代わりに時間と労力を肩代わりして、
その対価としてお金を受け取るということになります。

人の役に立てるように、人の苦労を肩代わりするという視点で
自分の役目をじっくり考えていかなければいけませんね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。