日記

新しい足跡

人は、過去に誰かが付けた足跡の上を歩こうとします。
まだ誰の足跡も付いていないまっさらな雪の上を
歩こうとする人はあまりいません。
新しい足跡を付けるのはとても労力が要ることだからです。

誰かの足跡がすでに付いているその上を歩くのなら、少なくとも
予期せぬ落とし穴を踏んでしまう危険は避けられます。

定年退職をした男はなぜか突然、蕎麦屋を始めようとしますし、
お笑い芸人はなぜか突然、マラソンを始めたりします。
(不思議なことに、必ずと言っていいほど
それは蕎麦屋であり、マラソンです。)

誰かの足跡の上を歩くことは安全なのかもしれませんが、
まだ誰も踏みしめたことのない地面の先には、
実り多き大樹がそびえ立っているいるかもしれません。
(もちろん奈落の崖が待ちかまえているかもしれませんが。)

周囲が何をやっていようとも、本当に自分のやりたいことを
やるためには、自分の心に耳をすまさなければいけませんね。

誰の意見でもなく、「自分自身の意見を聴く」ことが大事です。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。