日記

日々急いで音楽を作る

医療研究者が新しい治療法を考案したり、新薬を開発するように
現在の社会が必要とする音楽を作っていきたいものです。

音楽には「音薬(おんやく)」などと言葉遊びされるように、
心の痛みを軽くしてくれるお薬のような力が確かにあります。

人は苦しいから音楽を聴いて気を紛らわすのですし、
楽しい気分で過ごしたいから音楽を聴くのです。

世界的な音楽家の坂本龍一さんが以前何かのインタビューで

「音楽で人は救えない。」

などと書いたのを読んだことがありますが、あれは、
世紀末のムード特有の一種の「気取り」だったのだと思います。

何よりも、作曲家や演奏家など音楽作りに関わる者たちは、

「音楽で人を救うのだ。」

という熱意と希望を持って仕事をしなければいけないでしょう。

社会のどこかで病に苦しんでいる人が新しいお薬の発明を
待ち望んでいるように、音楽家もどこかの誰かの心の重荷を解き
安らぎと心地良さを取り戻してあげられるような音楽を作ること
を日々急がなければいけないのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。