多くの人は自分なりの日課を持っていると思います。
朝起きたらカーテンを開ける、庭のお花に水を遣る、
サラリーマンの方でしたら毎朝同じ時刻の電車に乗る、
など毎日必ずやることが決まっているはずです。
これをしっかりやることで、心が目盛に沿って整うように、
すっきりとしてくるものです。
逆に何らかの理由によって日課を遂行できないと、
何となく心は不安定になってしまいます。
ですので、日課というものは必ずしも実質的な効能を生み出す
ものでなくても、やる意味はあるということになります。
たとえば、
「ズボンは必ず右足から履く」
といったジンクスのようなものでも、
「心を整える」
という意味においては、必ずやったほうが良いのです。