日記

映画の中の食べ物

映画の中で食べ物が映ると、その食べ物を無性に食べたくなる
ことがあります。

『アメリ』に登場したクレーム・ブリュレの大ヒットもそれが
理由でしょうし、『天空の城ラピュタ』で主人公が食パンに
目玉焼きを乗せて頬張るシーンを観て、自分もあのように
食べたいと思った人はたくさんいるでしょう。

僕は、『ニーチェの馬』という作品の中で老人がジャガイモを
片手で皮を剥いてフーフー吹いて冷ましながら食べるのを観て
ジャガイモを丸ごと食べたい欲求がこのところ続いています。

映画というのは、エッセンスをほんの数秒のシーンに凝縮する
芸術ですので、

「食べ物を食べる」

ということの美味しさや美しさ、面倒くささや安心感などが
濃厚なエスプレッソのように凝縮されて、観客の心に染み込む
のでしょう。

逆に、作り手はそういう意図を持って
制作に臨まなければいけません。

今日の音楽

砂糖菓子のワルツ/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。