日記

春の不思議なドキドキ感

東京では桜が咲きました。
春になると変な人が増えるとか、桜の樹の下の狂乱とか、
どうやら春は、人の心理状態を乱す季節のようです。
確かに自分自身を振り返ってみても、
春になると変にワクワクしたり、
理由もなく心臓がドキドキしたりします。
僕はこの不思議な春の心理状態を、
「人間が失くしてしまった発情期の名残」ではないか
と考えています。
人間は動物なのに「発情期」がありませんね。
他の動物と違って365日24時間いつでも「OK」です。
これは、進化の過程で人が衣服を身に纏うようになってから、
「発情期」が退化したためだと勝手に考えています。
(衣服で裸体を隠すことで、発情を自由意志で
 ON/OFFさせることができるからです。)
しかし、所詮「退化」です。
尾てい骨という「しっぽ」の名残があるように、
獣のように耳を動かせる人がまれにいるように、
発情期も完全に消失してはおらず、人間の体内の奥深くに
残っていて、それがまさに「春のドキドキ」なのではないかな
と思っています。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。