日記

本を読んで生まれる世界

本と音楽と映画を幼少の頃から愛好していますが、
音楽は仕事にしてしまいましたので、
もはや純粋に楽しむだけのものではなくなりましたし、
映画も制作の現場に入らせていただくようになってから、
仕事の目線で観ることが多くなりました。

今のところ仕事のことをあまり考えに入れずに没頭できるのは、
本だけということになっています。

僕はいくつかの本を並行して読むことが多いのですが、
ページを開いて活字を目でなぞると心がすっきりします。

文章の行間やレイアウトまわりの空白に、
自分だけの映像や色が浮かんできますし、
登場人物の台詞が、現実世界の人(僕がよく知っている人や
女優さん俳優さんなど)の声で聞こえてきます。

映画は、映像もあり、音楽もあり、演技もある
「総合芸術」と言われますが、
もしかしたら本もそうかもしれません。

しかも本は、

「読者が自分で世界を創ることのできる総合芸術」

です。

読者のこれまでの経験や思い出、大切な人たちへの想いなどが、
その世界を色とりどりに演出します。

人が本を読んで頭の中に生まれた世界というのは、

「世界にひとつだけの作品」

ということになりますね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。