日記

機会を見て、機会を活かそう

僕たちが生きている世界には「平等」というものはなく、
人の運命はいつも不平等に、ある人には幸運をある人には不運を
手渡すものですが、どんな人の人生にも一回や二回、
見方を変えれば毎日一回、運命を変える機会が訪れます。

機会(チャンス)は、見ようとすれば見えますし、
見ようとしなければ目の前にあっても見逃してしまいます。
また、見える人と見えない人がいますし、見えたとしても、
それを活かせる場合と活かせない場合があります。

たとえば、川のほとりにAさんとBさんが佇んでいるとします。
近くを魚が泳ぎ過ぎようとしました。

Aさんは「魚が来たら絶対捕まえるぞ」という気持ちで、
水底を観察していたため、魚の存在に気付きました。

Bさんは「魚が来ればいいな」という程度に考えていたため、
気の緩みから、空を舞っていた蝶々を眺めていて、
泳いできた魚の存在に気付くことができませんでした。

このように、全く同じ状況に身を置きながら、
「気持ちの持ちよう」が違うだけで、一方はチャンスに気付き、
もう一方はチャンスが身近に迫ったことさえ分からないのです。

そして次の段階、もしもAさんもBさんも、
同じようにチャンスに気付くことができたとしましょう。

ところがこの二人には、チャンスの瞬間を迎えるまでの行動に、
大きな違いがあったのです。

Aさんは、いつか魚が目の前に現れた時のために、
釣竿を用意して、釣りの練習もしていました。

Bさんは、準備を怠ってぼんやりと過ごしていました。

この場合、チャンスを捉えるところまでは同じでも、
その後、そのチャンスを活かせるかどうかという段階で、
Aさんは活かすことができ、Bさんは活かせない、という
全く正反対の結果を迎えることになってしまいます。

このように、まず、日常の中にチャンスを発見する目、
これは「気持ちの持ちよう」によって得られます。

そして、発見したチャンスを活かす方法、
これは「日頃の準備」によって得られます。

機会を捉えるためのアンテナを張り、
機会を活かすための準備をしていれば、
いつか望んだものが得られるでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。