日記

欲望の奴隷になるか、欲望を奴隷にするか

僕は禁欲主義者ではありませんし、欲望が人間にもたらす効果を
よく知っていて、それを積極的に生活に活かしていきたいと
考えている人間ですが、欲望を制することが大きな実りを
もたらすことも、実体験を通して実感しています。

たとえば今、

「チョコレートが食べたい。」

と強烈に欲しているとしましょう。
やらなければいけないことが目の前にあるにも関わらず、
どうしてもチョコレートが食べたくて、
じっとしていられないという気持ちです。

このような時に、ちょっと席を外してチョコレートを買いに行き
ほおばることは簡単ですね。
すぐに欲望を満たすことができるでしょう。

しかし、ここでぐっと我慢して、
まずは目の前にあるやらなければいけないことを片付けます。
そして、一時間くらいがんばって作業し終えた後に食べると、
前述のようにすぐに食べるよりも、
大きな満足感を得ることができるでしょう。

さらには、「チョコレートを食べたい」という欲望が作業の手を
早め、目の前の仕事があっという間に片付くでしょう。
欲望のエネルギーを借りるわけですね。

簡単に言えば、

「欲望の奴隷になるか、欲望を奴隷にするか。」

のどちらかなのですが、欲望の奴隷になってしまうと、
多くの場合、ろくな結果にはなりません。
取り返しのつかない大きな破滅が待っていることもあります。

つまり、欲望が主体になるのではなく、人間の側が主体となって
欲望を操作することが必要になりますね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。