早くも東京で花粉の飛散が確認されたそうです。
花粉症の人にとっては気の重い季節がやってきましたね。
僕も春には鼻がむずむずしますし、目もかゆくなります。
身体全体がだるくなり、頭痛さえしてくる有様です。
(しかし、頑固爺さんのように
自らが花粉症であることを認めていませんが。)
「プラシーボ効果」というものがあって、これは、
ある疾患を訴えた患者さんに、
「これは薬です。」
と言って、小麦粉を固めただけのものや単なるビタミン剤を
手渡すと、それを服用した患者さんの病気が治ってしまう
というようなことを言います。
「これはお酒です。」
と言ってノンアルコール飲料を飲ませると、
その人が本当に酔っぱらってしまうこともあります。
ニセ薬によって、本当に病気の因子が消え去ったり、
ニセ酒によって、身体からアルコールが検出された事例もある
とのことで、人間というのは不思議だなと思います。
「病は気から」
という言葉の通り、「気の持ちよう」が
身体にある程度の影響を与えることの証明とも言えますね。
花粉症についてもまた、このプラシーボ効果に似たような話を
聞くことがあります。
たとえば、重い花粉症の人は、花粉飛散のニュースを聞いたり
ひどい時には「花粉」という文字を見ただけで、
身体が不調になるそうです。
花粉が体内に入っているわけではないのに不思議ですよね。
人間は、
「気持ちによって生きている」
と言っても良いかもしれません。