納豆がないと知れば急に納豆が食べたくなってスーパーに走り、
ユッケ自粛と聞けば急にユッケ愛好家に早変わりする。
行列を見かけると何のお店か分からないままに並び、
多くの人が右に曲がれば左に行きたいにもかかわらず右を向く。
自分の中に信念を持っていなければ、
水面に落ちた木の葉のように、水の流れに従うしかありません。
ないものを無理に欲しがることはないのです。
行列を横目に「自分の目的地」へ向かいましょう。
大勢が右と言っても自分が信じるのなら左と言いましょう。
人間は弱くて堕落的な性質を持った生き物ですので
水面に落ちた木の葉でいるほうがよほど気楽です。
みんなと同じ行動を取ることで手軽に安心感を得られます。
しかしその先には破滅的な奈落が待っているかもしれません。
そうなったら、水の流れに身を任せた自分自身の責任です。
水の流れをうらむことはできません。
自分の中に次々と生まれる不安や惰性に負けることなく、
自分が信じたことを自分の力でしっかりとやりましょう。
美しい人というのは自分に打ち克てる人のことです。
日記