日記

能力と同じ分だけ得られます

以前も書かせていただいたことがありますが、

「その人が持っている能力の大小によって、
 得られるものの大小が決まる」

ということがあります。

たとえば、一冊の同じ本を、
AさんとBさんという二人の人間が読んだとしましょう。
Aさんはその本に書かれてある分野に詳しい人、
Bさんはその本に書かれてある分野の初心者だとします。

そうすると、全く同じ本を読んだにもかかわらず、
AさんのほうがBさんよりもたくさんのものを、また、Aさんの
ほうがBさんよりもより深く情報を得ることができるでしょう。

つまり、同じものを見ても、同じものを聞いても、
同じ分量の勉強をしても、同じ長さの時間を過ごしても、
能力のある人はますます能力が大きくなり、
能力のない人はそれに比べて少しの成長しか望めません。

それでは、能力のない人は何をやっても無駄でしょうか。
いいえ、そうではありません。なぜなら、

「すべての人は最初は何も持っていなかった」

からです。

つまり、今は能力のある人でも、
最初は小さな成長しかできなかったはずなのです。

それが次第に努力が蓄積するに連れて、成長の曲線が湾曲し、
反り返った弧を描くように大きな成長ができるようになります。

今持っている能力が「テコ」の原理を発揮して、
よりたくさんのものを得られる助けとなります。

つまり、最初から諦めたり、ふてくされたりするのではなく、
少しでも早く、貪欲に、自分の中にスキルを蓄積していくよう
行動したほうが良いでしょう。

たとえば今この時点から、能力のない人が能力のある人を
追い越せるとしたら、それは、

「能力のある人(A)が1のスキルアップをするのと同じ時間で、
 能力のない人(B)が、10のスキルアップをする」

という流れにおいて実現します。
どこかの瞬間で、BさんはAさんを追い越すでしょう。

とにかく、夢や目標が定まったら、あれこれ悩むのではなく、
情報獲得や技術研鑽、精神鍛錬などのスキルアップを、
できるだけ早く、濃密に積み重ねていくことに集中しましょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。