日記

理由のない世界

お昼の経済番組を観ていたら、
「朝方、100円を超えるマイナスで始まった日経平均株価は、
 鳩山首相辞意表明のニュースと共に上昇し始め、
 小沢幹事長が辞意を表明した瞬間にプラスに転じました。」
とアナウンサーがまじめ顔で言っているのを見て、
飲んでいた珈琲を思わず噴き出しそうになりました。
マスコミは「何かのせい」「誰かのせい」にしたがるもので、
株価の動きについても何かと理由を付けたがります。
しかし「理由付け」もここまで強引だともう「お笑い」です。
「内閣を陰で操っている人が辞任することで、
 政治が良い方向へ行くのではという期待感の現れです。」
とのことなのですが、果たして本当でしょうか(笑)。
人はありとあらゆる現象に何かの理由を付けることで
安心感を得ようとしますが、
実は、理由なんてどこにもありません。
風が吹いて過ぎるように、世界は動いています。
「理由付け」は、起きた現象に対して、
強引に「タグ付け」するようなものですね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。