日記

生きるためのメインテーマ

何のために仕事をするのかということを、
以前はあまり深く考えたことはありませんでした。

「生きていくのに必要なお金を稼ぐため」

という誰もが思う当たり前のことだけをぼんやりと考えながら、
与えられた仕事を何の感情もなく、こなしていた(まさに
「こなす」という義務的な感覚です。)のが20代の頃です。

30代の今、「お金を稼ぐ」というのは「仕事」というものとは
別なものであると考えるようになりました。

当然のことながら僕も生きておりますので、
毎日食べ物を口に入れなければならず、
その食べ物を買うためにはお金が必要になります。

そのお金を得るために、身体や脳、心を動かすことを
「仕事」と言うのでしょうが、それだけではないと思います。

「お金を稼ぐ」ということだけが目的であるなら、
その方法は何でも良いことになります。
感情を無にして、自分にできることを何でもやれば良いのです。

しかし、「仕事とは何か」と考えてみた時に、
僕にとってそれは、

「自分が生きていくためのメインテーマ」

と言うことができるでしょう。

自分が欲望のままに生きていくということではなく、
社会にとって少しでも何か有益なことを提供できる生き方です。

自分以外の誰か一人でも喜ばせることができたなら、
この世に生まれた甲斐があったと思いますが、
その自分が掲げたメインテーマによって、
できるだけたくさんの人を幸せにしたいと願いながらする行動を
「仕事」と呼びたいと思います。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。