日記

男子の本能

僕のところに届く悩み相談のメールに、
「不倫の恋」についてのものが多いのですが(なぜ僕に・・・)
僕はキッパリ言うようにしています。
男にとって、奥さん以外の女の人は、みんな娼婦です。
普段は穏やかな面持ちで、毒など吐くことのない僕ですが、
これだけはハッキリ正直に申し上げます。
男にとって、奥さん以外の女の人は、みんな娼婦です。
これはもちろん、奥さんのいる男が、奥さん以外の女の人に、
男と女の関係を迫った場合のお話です。
その男がどんなに甘い言葉をささやいたとしても、ほぼ100%、
性的関係が目当ての嘘だと言っていいでしょう。
だから、不倫だとか略奪愛だとかは、
どんなにがんばっても「幸せ」にはたどり着けないのです。
そんなことないわよ! 私は……
と反論される女子の方がいらっしゃいましたら、
再度、心を鬼にして申し上げます。
たとえば、奥さんと別れさせることに成功して、
自分と結婚したとしましょう。
残念ですが、しばらくするとその男は、
さらにまた別の不倫相手を見つけるか、
元の奥さんと会ったりするようになるでしょう。
一瞬はうまくいったように見えても、それは幻なのです。
すでに奥さんのいる男を、奪う形で手に入れようとしても、
無駄に時間を浪費するだけです。
男は、パートナーがいない時でなければ、
決して真剣に恋を始めません。
これは男の動物的な習性みたいなもので、
本能に関係していることですので、どうにもできません。
男の心はいつだって奥さんのものです。
男はどんなことがあろうとも、
最後まで奥さんだけを愛する生き物なのです。
もちろん、悪いのは男のほうです。
男は下半身で生きている動物ですので、
魅力的な女の人が登場すれば、甘い言葉もささやくでしょう。
女子はそれを真に受けてはいけません。
まして「奥さんから奪っちゃおう」なんて考えてはいけません。
(女の人にこのような行動を取ってしまう人が意外と多いのは
とても不思議なことです。)
「わたしは娼婦じゃないのよ!」
と言い放ち、
「わたしと付き合いたいなら、奥さんと別れてからにして。」
と宣告し、
奥さんと別れて三年くらい様子を見てから、
それでもまだ自分にアプローチしてくるようであれば、
ようやくお付き合いを始めてもよろしいかと思います。
奥さんがいるのに、ズルズルはいけません。
最後に泣くのは女子のほうです。
・・・と、いつも物静かな僕には珍しく乱暴なことを言いましたが、
悲しい思いをする女子がこれ以上増えないことを願い、
恥を忍んで、男子の本能をお話いたしました。
男子のみなさん、本当のことを言ってしまってごめんさない。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。