日記

確かなのに曖昧なもの

この世でもっとも確かなものに見えるのに本当は曖昧なもの、
それが「時間」です。

どの人の時計も同じ間隔で動いていますし、
定時になれば仕事や学校が確実に始まります。
時間ほど確かなものはないと言えるでしょう。

しかし、楽しい時とつらい時の時間の流れ方はどうでしょうか。
楽しい時はあっという間に過ぎ去り、
つらい時はとても長く感じられますね。

また、忙しい時や集中している時というのは、
あっという間に時間が過ぎて、気が付けば、
タイムスリップしたかのような感覚を覚えることさえあります。

つまり、時間というものは、その「受け止め方」によって、
大きく印象が変化する曖昧なものと言うこともできるでしょう。

感覚や行動にしっかりと規律を持たせて、
そこから生まれる「結果」に一定以上の質を持たせようとしたら
時間を「確かなもの」として活用しなければいけません。

たとえば、「こんなに長い時間がんばった」ではなく、
「一日30分がんばった」というように、
感覚的にではなく、しっかりと数値で管理したほうが
検証して反省点を洗い出しやすいですし、
結果の質も保障されるでしょう。
つまり「一日30分でこれだけできる」という事実を
かみしめることができるわけですね。

僕は完全な文系人間ですので、このように時間を数字で計るより
「長い間」とか「一瞬で」というような言葉でとらえるほうが
好きではあるのですが、仕事をしていく上では
それは大きな弊害を生んでしまうことが多いようです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。