日記

社会は一人の人間に依存しない

人間は、自分が生きている意味を明確に知りたいという欲求に
いつもとらわれてしまいます。

「社会のために自分ができることは何か」

「自分にしかできない仕事は何か」

そのようなことを考えて、心のどこかで不思議な安堵を感じ、
そして、結局何一つしないのです(笑)。

本当は、社会のために自分ができることなど特にありませんし、
自分にしかできないことというのはこの世には存在せず、
その人がいなくても、プロジェクトは全く問題なく進行します。

「そんな切ないことを」

とお思いでしょうか。

しかし、

「社会は一人の人間に依存しない」

という、ある意味でとても残酷な一面を持っているものです。

ですから、社会にとって自分は無くてはならない存在であると
考えるのは、幻想であり、自己満足であると言えるでしょう。
(自分自身を鼓舞する効果は大いにありますが)

「社会のため、みんなのため」

などと言って何も行動しないよりも、

「自分自身のため」

と断言して、しっかり実践したほうがどれだけ良いでしょう。

一人の人間が自分自身のために行う一つ一つの正しい行動が、
結局は社会のためになるということになります。

今日の音楽

風の妖精/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。