日記

神さま=ネットでつながった集団心理

毎日のように企業トップや団体代表による謝罪と言い訳が、
背広姿で首を垂れる写真と共に新聞の紙面を賑わせていますが、
同じ問題で複数回に渡って謝ることが多いのは、
言い訳を小出しにして先延ばしにし、何とか逃れられないか
考えてみたけれど、最後の最後にはどうしようもなくなって
諦めるに至り、深々と頭を下げる・・・
ということが多いからではないでしょうか。
実に滑稽なものです。

一番最初にすべて本当のことを打ち明けて、言い訳を一切せず、
ごめんなさいしたほうが、どれほどの無駄な時間を浪費せずに
済むことでしょう。

「うそはバレないかもしれない」

「もしかしたら逃げられるかもしれない」

という浅はかな夢が、
結局は自分たちの首を絞めることになります。

この世では、うそはバレるようにできています。

なぜなら、大衆の心、特に集団心理においては、
うそを暴いて、とことん追いつめてやろうという残酷な力が
存在し、その方向にどんどん突き進むからです。

特にインターネットで情報が瞬く間に拡散する現代においては、
その力は絶大なものとなっています。

時には、有りもしない尾ひれが付いて拡大暴走することもあり、
そのようなことになってしまう覚悟も必要です。

「悪いことをすると神さまが見ている」

と言いますが、神さまというのはネットでつながった集団心理の
ことであると言っても言い過ぎではないでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。