日記

締め切りについて

ある映画プロデューサーの方と制作進行のお話をしている時に、

「作家というものは締め切りに遅れるものだから。」

という言葉が飛び出しました。

確かに、漫画家や小説家が、編集者からの原稿催促の電話に
居留守を使ったり、編集者に睨まれながら作業しているような
シーンをあちこちで見かけ、「作家は締め切りに遅れる」という
イメージがありますね。

しかしそれは大御所中の大御所だけに許されることであって、
一般的には締め切りは守られるべきものと僕は考えています。
(締め切りが延びると作品が良くなるとは僕は思いません。)

依頼人だって、作品が完成した後の予定を抱えているもので、
作家が納期を守らないと、その後のスケジュールが狂って、
必要のない経費を負担しなければいけなくなることもあります。

何より、締め切りというのは依頼人と仕事人の「約束」であり、
それが安易に破られるようでは、何とも寂しいですね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。