日記

美しいものの隣には

僕が住んでいる横浜でも、昨日のお昼過ぎに雪が降りました。

元旦から美しい雪を見ることができ、
「ホワイトニューイヤー」を満喫いたしました。

横浜でさえ雪になっているくらいなのですから、
僕の故郷青森は、きっと大雪でしょう。

雪国の人たちにとっては、冬は雪かきという大仕事があります。
一日に1~2回(多い時には朝昼夕の3回)、家のまわりや
家の前の道をスコップや専用の道具を使って雪かきします。

雪かきしたその雪は、近くの広場(たとえば畑や田んぼの
片隅など)に、運搬して積み上げていきます。
そこもすぐにいっぱいになってしまいます。

雪は美しく、何時間眺めていても見飽きることはないですし、
僕は、映画の中に雪のシーンがちょっとでもあると、
その映画自体が好きになってしまうくらい雪が大好きですが、
美しいばかりではなく、その場所で暮らしている人たちに
とっては、大変な苦労があります。

故郷の人たちが、雪の事故に遭うことのありませんよう、
いつも願っています。

このように、美しいものの隣には相応の苦労があるもので、
自然の美を見たいと思ったら、その場所まで危険を冒して
出かけなければいけないでしょうし、最高の芸術を観るためには
高いチケット代を払わなければいけませんし、美女にはトゲが
あるとむかしから決まっています。

また、そんな苦心をして受け取るからこそ、
美しさを感じる気持ちもまた大きくなると言えるでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。