日記

自分の知らない物語

創作のために小部屋に閉じこもる時間が長いため、たまに外に
出て人に会うと、人恋しさと懐かしさで胸がいっぱいになります。
相手がその日に初めて会った人であっても(笑)。

極度の「人間恐怖症」のようなもののために、以前は一人で過ご
す時間のほうに意識が傾いていましたが、それを長く続けていた
ら今度は「人間禁断症状」のようになって、人に会う時間を
愛おしく大切に思うようになりました。

孤独は大好きなほうですので、

「寂しさを紛らすために人に会う」

ということはなく、相手の話を聞いたり、悩んでいることや困っ
ていることをじっくり聴いたりしていると、その人の世界、その
人の物語を自分のことのように感じることができて、
自分の知らない新しい物語を知ることができます。

いろいろな人の身の上話を聴くことで、この世界にはたくさんの
物語と世界が存在することに改めて気が付きます。

みんなそれぞれの物語の中で生きていて、ある人の物語とある人
の物語が交差した部分にまた新しい世界が生まれるのでしょう。

今日の音楽

真夏の夜の夢/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。