日記

自分への言い訳

以前の僕は、

「だって。」

というのが口癖でした。

自分の力不足でできないことがあった時、
すぐに言い訳を考えて、

「だって、これがこうだからだからできなかった。」

という風に、自分を守るための逃げ道を作っていたのです。

確かに、その言い訳はその通り当たっていたのかもしれません。
本当にそれが理由で僕はできなかったのかもしれません。

しかし、できなかったことは事実であり、
どんな理由があるにせよ、僕にはそれができなかったのです。

一度言い訳を言ってしまうと、
できなかった悔しさがぼやけてしまい、また次もできません。
そして、いつまでもできないままなのです。

ある時にそんな自分を変えたいと思い、
もう二度と「だって。」と言うのをやめることにしました。
意識的に言わないようにしました。
「できなかった言い訳」を考える暇があったら、
「できなかった理由」を考えて改善しようと思いました。

言い訳を言わないということは、
いったん負けを認めるということですので、
負けず嫌いの僕にはかなり苦しかった(今でも苦しい)
のですが、歯を食いしばって言わないようにしました。

できなかったという事実は、
誰が見てもできなかったに変わりはないのです。
優しい身内がどんなに贔屓目に見たとしても、
できなかったことをできたと言うことはできないのです。

悔しければできるようにするしかありません。

できなかった悔しさは次にできるようにするための燃料にして
メラメラ燃やすのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。