日記

自由は不自由である

「締め切りの無い案件は、永遠に終えられない」

と言われているように、人間には怠惰な側面があり、
切羽詰まらなければ永遠に着手すらしようとしません。

そのため、あらゆる行動に締め切りを設定したほうが、
物事は円滑に進行します。

締め切りというのは、時間の区切りのことです。

たとえば、

「いつまででも読書をして良い」

というのと、

「今から10分間だけ読書をする」

というのとでは、後者のほうが本の中身をしっかりと得ることが
できるというのは不思議なことです。

サラリーマンは会社側に仕事の時間もお昼ごはんの時間も
きっちり区切りを課せられていますので、仕事が自動的に円滑に
進みますが、フリーランスはそういうことが一切無く、
すべて自己管理しなければなりませんので、余程強く自分を
律しなければたちまち仕事が頓挫してしまうでしょう。

自由であるのは一見すると素晴らしいように見えますが、
何のことはない、結局は、区切りやルールを自分自身で作って
それを強烈に自分に課し、常に自分を監視していなければ
何一つできないようになっています。

効率の良い区切りやルールを、他者が作るか、自分が作るか、
ただそれだけの違いです。

つまり、

「自由は不自由である。
 不自由の中にいるほうが自由になれる」

と言えるでしょう。

今日の音楽

幻想遊泳/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。