日記

若者と老人と余裕について

人間と言うのは不思議なもので、若い時には

「余裕が無いこと」

が良いものを生み出すための原動力となり、年を取ると、

「余裕の大きさに応じて」

生み出すものの質が決まります。

若い時には、余裕が無い、すなわち、お金が無い、技術が未熟、
手段が限られている、などということが逆に起爆剤となります。
連続した徹夜作業にも耐えられますし、お金や手段が限られて
いる中で良いものを作るにはどうするかということを
必死に考えるからです。

しかし、年を取ると、余裕の無さは「不安」に向かうだけとなり
そこから何か良いものが生まれてくる可能性は
極めて低くなります。

潤沢な余裕があれば、思考と行動は自由の清々しさを得て、
そこから良いものがどんどん生まれてくるでしょう。

人間は誰でも年老いてくるのですから、つまり、

「余裕を積み上げていくこと」

が人生にとってもっとも大事であるということになりますね。

貯金はもちろんですが、技術の貯金も忘れてはいけません。

勉強は小中高で終わるのではなく、
年を取れば取るほど、励まなければいけませんね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。