日記

苦しみの女湯

「苦しみは、それを乗り越えられる人にしか与えられない」

という言葉があります。

仕事でもプライベートでも、何か困難にぶつかった時に、
気分は落ち込み、自己嫌悪に苦しみ、後悔に悶々とし、
自分に自信がなくなってしまいます。

そんな時は誰にもあると思います。
もちろん僕にだってあります。

しかし、その時に感じる「苦しい」という気持ちは、
それを乗り越えられる人だけが感じることのできる特別なもの
ということを先の言葉は言っているのでしょう。

これは単なる慰めの言葉でしょうか。
僕はそうは思いません。

たとえば、自分にとってどうやっても乗り越えられないことを
考えてみることにしましょう。

僕は男ですので、女湯に入ることはできませんが、

「女湯に入れない・・・苦しい・・・。」

などと悩むことはありません。

「入りたいな。」などと妄想することはあるかもしれませんが、
女湯に入りたいのに入れなくて気分が落ち込み、
自己嫌悪に苦しみ、男に生まれたことを後悔して悶々とし、
女湯に入れない自分に自信がなくなってしまうようなことは
まったくありません。

つまり、絶対にできないことに関しては、
まったく「苦しい」とは思わないのです。

逆に言えば、「苦しい」と思えるようなことは、
「がんばればできること」であると言えるでしょう。

野球のイチロー選手は、

「苦しい想いをしたらラッキーだと思っている。
 自分にはそれを乗り越える力があるという証明だから。」

というようなことを言っています。

今、何かで苦しい想いをしている人はチャンスです。

根気強く戦えば、やがて苦しみは晴れ、
待ち望んだ結果を手にできることでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。