何かをしようと思った時、それを邪魔するのは、
自らの感情であることが多いものです。
人間は、自らの周囲に目に見えない壁を作って、
自分自身の行動に制限をかけてしまうのですね。
「こうしたい」と思っても、「でも」とブレーキ思考が働き、
実際に行動に移すことができなくなってしまいます。
時にはそれを他の人や他の何かのせいにしたりしますが、
本当はすべて自らの甘ったれた感情のせいです。
何かと言い訳をし、行動することを拒絶してしまいます
行動できないのは、誰のせいでも、社会のせいでもなく、
自らが抱えている感情が作り出した壁のせいです。
その壁を乗り越えていける者だけが、
新しいことを次々と実行することができるでしょう。
そして、自分で作ってしまったその壁を
自分で取り払うのは実はとても難しいものです。
自分の壁は他の人とコミュニケーションする中で、
他の人の力によって消えることが多いですね。
つまり、新しいことをどんどんやっていける人間になるためには
次々と立ちはだかる自らが作った壁を自分で壊していけるほどの
強靭な精神力を持つか、もしくは、他人とよく会い、よく話し、
相談をし、いただいた助言をしっかりと受け止めて、
壁を消してもらうしかありません。