音楽や美術など芸術ごとの分野では、
「仕事か、趣味か」
ということが必ず話題になりますね。
「自分の好きなように作っていてはプロではない」
とも言われます。
シンプルに考えてみますと、
「人の役に立つのが仕事、役に立たないのは趣味」
ということになるでしょう。
自分が作るもので誰か一人でも喜ばせることができれば仕事と
言えるでしょうし、そうでなければ独りよがりの趣味である
と言えるでしょう。
しかし、芸術ごとにおいて難しいところは、
「今は誰の役にも立たないけれど、
未来において、誰かを喜ばせることがある」
ということが意外に多くあるということです。
今現在は
「独りよがりの趣味」
と言われているようなものでも、10年後、100年後に
誰かの心に響き、誰かの涙を笑顔にできる可能性があるのです。
本当の独りよがりというのは、自分のことだけを考えて、
自分のために、自分を喜ばせるために作ることです。
「誰かを喜ばせよう」
という気持ちに真っ直ぐでいる限り、仕事をしていると
自信を持って良いでしょう。