日記

鏡のように

この世界のあらゆるものは、注いだエネルギーの分量に応じて、
価値あるものを反射してくれます。

それはまるで鏡のようですね。

たとえば、同じ一本の映画を観るのでも、
ただボーっと観るのではなく、

「じっくり味わおう」

という心構えで集中して観たほうが、
はるかに豊かな価値を与えてくれるものです。
同じ2時間を費やすなら、集中して鑑賞したほうが得られるものが
大きくなるのです。

対象物はまったく同じ一本の映画であり、消費する時間も同じく
2時間で、違うのは鑑賞者の心構えだけなのに、生み出される
価値が大きく異なるのはとても不思議ですね。

つまり、物事の価値というのは、受け取る側が決められる、
ということになるでしょう。

音楽でも読書でも同じことが言えます。

仕事でも日常の些細な行動であっても同じです。

毎日の朝ごはん。
時間に追われて慌ただしく雑に食べても、束の間の満腹感と
雑な気分しか自分の中に残ることはないでしょう。
心を込めて食事に向き合えば、きっとその日一日が良い日と
なるような、価値ある時間を与えてくれるはずです。

今日の音楽

グレイ(バージョン4)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。