日記

間違ったアピール

「僕、昨日は深夜まで会社にいました。」とか
「まだ会社で仕事してます。」などと言う人がいますが、
これは間違ったアピールです。
よくよく考えてみると、
そんなことを口にすることはとても恥ずかしいことです。
「がんばっている」ということを知らしめたいのでしょうが、
「僕は仕事のできない人間です」と宣言しているも同然です。
なぜなら「仕事の量や質」でアピールしているのではなく、
「どれだけの時間働いているか」しか言っていないからです。
「こんな短期間でこれだけのことをやりました。」と言うなら
ちゃんとしたアピールになりますが、
「何時まで会社にいました。」とか
「仕事のし過ぎでヘトヘトです。」と言うのは、
「いかに自分は仕事ができないか」ということを
露呈するだけです。
仕事というのはクオリティーの追求であるのと同時に
時間との戦いでもあるのです。
「素晴らしいものを短時間で」
この大きな難題が、
仕事をしているすべての人の身にふりかかります。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。