「やりたくないことを習慣にしてしまう」
これくらい最強なことはありませんが、
習慣にできた後にも注意しなければいけないことがあります。
※やりたくないことを習慣にすることの素晴らしさは、
以前書かせていただきましたのでよろしければご覧ください。
習慣は、意識せずに行動できる性質を持っていますので、
集中度が薄まってしまう恐れがあります。
特に集中しなくても淡々と進むような作業であれば良いのですが
ある程度の集中を必要とする作業の場合は、
「意識をする」
という、習慣とは相容れない性質のものを
持ち込まなければいけません。
物事はどんなことでも心を込めて、
集中して行ったほうが良いに決まっていますね。
「心を込めて丁寧に」というのは「集中する」ということです。
そこで、習慣の第二のステップとして、
「集中することも習慣化してしまう」
ということを目標にすると良いでしょう。
「無意識のうちに集中する」
ということになり、これは最初はとても難しいことですが、
訓練をすることで誰でもできるようになります。
その行動を始めると、頭が勝手に集中モードに切り替わり、
自分でも意識することなく集中状態に入ることができます。
これを繰り返していると、
「集中を伴った習慣」
となって身についていくでしょう。
しかしながら、集中の濃度には限界がありません。
努力次第でどこまでも高めることができます。
よって、習慣の第三以降のステップは、
「さらに高い集中力を習慣化する」
ことを段階的に目指すということになります。