日記

電気と作曲家

大規模な電力危機に直面して、これまでの生活のありかたを
見つめ直さなければいけない事態となっています。
電気は生活を便利にしますが、
豊かな人生のために必ずしも必要なものではありませんね。
ランプの灯りやキャンドルの火に照らされながらの食卓も
今まで気がつかなかった素敵なものを心にもたらしてくれます。
現代では音楽を作る時にも電気を必要とします。
紙に音符を書いてそれで納品完了となれば良いのですが、
「耳に聞こえる形」にまとめなければ商品とはならないのは、
とても心苦しいですね。
坂本龍一さんはコンサートの時に使用する電力を、
すべて自分で発電して賄っているそうで、
音楽家も自分の創作に使う電力くらいは
自分で作らなければいけないのかもしれません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。